2025年7月のふりかえり
CATEGORY:日記
今月のトピック
恐怖心展に行った
TXQ FICTION というモキュメンタリーのテレビシリーズがあって、その第3弾である「魔法少女山田」という番組がスタートするにあたって、その連動企画として「恐怖心展」が開催された。

テレビ番組の方もめっちゃ面白かったんだけど、恐怖心展もとても良かった。
集合体恐怖症とか、先端恐怖症とか、視線恐怖症とか、人が感じる様々な恐怖心を刺激する展示が並べられていて、よく聞くものからまさかこんな恐怖の表現もあるんだって思えるものもあったりでとても楽しかった。


醜形恐怖症っていう、外見のコンプレックスというか、自身を醜く感じてしまうことへの恐怖っていうのがあって、僕は小さい頃に顔にあったほくろをいじられてからそれがコンプレックスになって若い頃は悩みの種だったんだけど、大人になってお金を稼げるようになってようやく除去することができて克服したっていうのがあって、なので醜形恐怖症の展示は見ていて思うところがあった。
あとはふとしたときに死んだらどうなるんだろうってことを考えることがあって、そうなるともう気持ちが落ち着かなくて何も手につかなくなっちゃうっていうのがあって、そこは明確に自分が恐怖を感じるところなんだろうなと。これはそのまんま死恐怖症と表現されていた。
ただ特にそれ以外はあんまり日常的に怖いと感じることはないのかもなって思った。恐怖に鈍感なのかも。


こういう感じで一つ一つの展示を見ながら自分の恐怖心と向き合って自分の原体験を見つめ直していく、みたいなことができてとても良い体験でした。
2025/08/31(日)までということなので、興味がある方はぜひ。
YouTube の動画を久しぶりに出した
自動巻き取り式のケーブルでデスク周りがすっきりする充電器 TORRAS FlexLine - YouTube
1年ほどまったく動画を出していなかったんだけど、久しぶりに良いな〜って思えるデバイスの案件がやってきたので重い腰をあげて動画を作った。
ただ撮影自体が1年ぶりなのでカメラのセッティングを忘れたり、Adobe CC を解約していたので新しく DaVinci Resolve で動画編集をしたり、色々とあたふたしすぎて動画自体のクオリティがとても下がってしまった。
あまりにもグダってしまったので結構反省していて、やっぱり継続的に活動していないと勘所を失ってしまうんだなということに気づいたので8月も動画投稿することにした。
ただ Premiere Pro で使っていた素材テンプレートは全部なくなったので、DaVinch Resolve 用にそういうのも一式揃えないといけないので、この際チャンネルの諸々をリニューアルしようかなという計画を立てている。
あとはシンプルに動画とか写真の技術をつけたいなってなったのでちゃんと勉強してみたい。
初めての人間ドック
なんと今年で35歳なので健康診断が人間ドックになった。
人間ドックと言えばやはり胃カメラ、バリウムが話題に上がるので、僕も期待しつつも内心ビクビクしながら人間ドックを受けてきた。
胃カメラとバリウムが選択できるんだけど、僕の調べた限りだとバリウムの方が負担が少なくて安くて、胃カメラの方が負担が大きくて高い、だけど胃カメラの方がより早期に異常を発見できるっていうので、お金と気力が許すのなら胃カメラにすべきってことだと理解した。
僕は会社の健康診断なのでありがたいことに自分の出費はなしに受けられるので胃カメラにした。あと基本的に痛いのとか苦しいのとかは好き。生きていることを実感できるので。
カメラの入れ方として経鼻と経口も選べて、経口だと喉を通るときに嘔吐感があるらしいので経鼻を選んだ。経鼻も大概怖いけれど。
ただ結局僕が行った病院が経鼻の胃カメラをやっていなかったので、鎮静剤ありの経口の胃カメラになった。
実際やってみたら、鎮静剤を入れたらものの数秒で意識がなくなって気づいたら胃カメラが終わってたし、終わった後なんか頭がふわふわして気持ちよかったし、そのまましばらく休憩させてくれてまたぐっすり眠れたしで、体験としてめちゃくちゃ良かったので何度でもしたくなっちゃった。鎮静剤依存みたいなのもあるらしいんだけど、気持ちがわかってしまった。
終わった後に体の中の鮮明な写真をたくさん見せてもらったんだけどとてもきれいで安心した。
胃カメラ自体はめっちゃ楽だったというのはありつつ、鎮静剤を入れる前に喉に麻酔をかけたんだけどそれが本当にしんどかった。喉が焼けるように痛くてその後唾液が飲めなくなっちゃってよだれ垂れ流しみたいになった。
胃カメラ以外は毎年の健康診断と変わらなかったので特に話すことはなさそう。
健康診断の結果、いつもめっちゃ楽しみにしていて特に今年は運動量をとても増やしたのでどれくらい健康になれたのか早く知りたい。
ちなみに人間ドックだと検便を2日分取らなきゃいけないのはなかなか嫌だった。
僕の Agentic Coding の現在地
最近はもう毎日嫌だ嫌だと思いながら AI 関連の記事を何かしら読んでいる。
この AI の時代を楽しめている人は素直に羨ましいなあと思う。
僕は楽しかったプログラミングをつまらないものにされて憤っているよ。憤りながらもここで変に固執してしまったらプログラマーとして終わるので自分でコードを書きたい気持ちを抑えて毎日どうやったら AI が良いコードを書いてくれるかを考えながら仕事をしている。
仕事では専ら Cursor を使っている。
仕事だとセキュリティや投資効果などの問題があるので、出てきた AI コーディングツールを即座に試すってことができなくて、会社で問題ないと判断されて経費申請のルートが整備されたものから順次使えるようになっていく。その中で、現状は個人的には Cursor が一番使いやすいし良いコードを書いてくれるので使っている。
正直この会社のペースの中で AI ツールを触っていたらどんどんエンジニア市場から取り残されていってしまうので、プライベートでがんがん触って自分が会社に情報を持ってくるというスタンスを取らないとまずいなと感じている。
ということでプライベートでは今更ながら今月から Claude Code を使い始めた。今はまだ Max プランにする勇気はなくて Pro プランでやっている。
最近はプライベートでコードを書く頻度も減ってきていたのでなかなか手を出せていなかったんだけど、ようやく徐々に個人開発のモチベーションが戻ってきたので課金を開始した。
所感としてはまだ全然わからなくて、どうして世間がこれほどまでに Claude Code 絶賛の流れなのかが実感できていない。まあしばらくこれで開発を続けてみる。
ここ最近はどこを見てもどうやったら AI が良いコードを書いてくれるか、という話が多くを占めているように感じる。
それが大事じゃないとか、本質ではないとかは僕には言えないけれど、そんなものを読んでも全然楽しくないというのが本音で、あまり世間の流れに流されすぎないで自分の楽しみをプログラミングの中でまた見つけていかないといけないなと感じている。
ただの趣味だったなら自分は今まで通りでいいやで済んだんだけれど、生業だしライフワークなので上手く付き合っていかないといけない。
お金周りの話
今月は家計周りで嬉しいことがあって、多方面からの借金を抱えている僕なわけだけれどその1つの返済が終わった。嬉しい!
とはいえまだまだ借金は多いので頑張っていきたい…。
そして同時に、僕の所持口座の中だとみずほ銀行でしか引き落としができなかったものがあったんだけど、これもなんとかなってみずほ銀行の口座解約ができた。
みずほ銀行には窓口対応でめちゃくちゃ嫌な思いをさせられて本当に嫌いだったんだけれど引き落としの問題で解約することができなかった。ただ最近、娘の小学校関連で半強制的にゆうちょ銀行の口座を作らされてしまって、ゆうちょ銀行だったら今みずほで引き落とししているものも
対応できたので、そっちに移し替えることでみずほとさよならできた。
結局ゆうちょ銀行の口座という荷物が1つ増えてしまったので特に変わってないんだけど、ゆうちょにはそこまで恨みはないので気持ち的には軽くなっている。
本当は全ての引き落としを住信 SBI でやらせてほしい。全ての引き落としはネット銀行に対応してくれ。
良かったコンテンツ
- ゲーム
- ダレカレ
- 1時間ほどでシュッと終わるゲームで、手軽で良い
- 映像、ストーリー、操作性、などなどが絡み合ってとても濃厚なゲーム体験を得られる、美しい世界観のゲームだった
- ダレカレ
- 本
- 「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ
- めっちゃ良かったので感想記事を書いた
- 『「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ』を読んだ
- 最新 知りたいことがパッとわかる 給与計算の事務手続き・届け出ができる本
- これは完全に仕事都合で読んでいた本なんだけど、給与計算周りの知識を網羅的につけることができたので良かった
- ようこそ実力至上主義の教室へ 3年生編2
- 新刊出るたび言ってるけど今回も本当に良かった…
- 今回は恋愛要素多めだったんだけど、それでも面白い
- 「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ
- 映画
- ミッシング・チャイルド・ビデオテープ
- 静かなタイプのホラーで、これぞジャパニーズ・ホラーって感じで結構好きだった
- 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 』第一章 猗窩座再来』
- 原作勢なのでストーリーは知ってるんだけど、一番好きなエピソードのところだったのでめっちゃ泣いてしまった
- 映像のクオリティがあまりにも高くて笑ってしまった
- ミッシング・チャイルド・ビデオテープ
- Podcast
- 価値を生む人材になる「半歩越境」のすゝめ【ゲスト:田川欣哉】 - 深津貴之のGUILD TALK - Apple Podcast
- BTC 人材、自分のキャリアの理想像としてしっくり来ているのでちゃんと勉強して目指していきたい
- あと Takram、会社としてとても良さそう
- 131. AIコーディングの現在地 w/ twada | fukabori.fm
- これからの時代はジュニアエンジニアに不利なのではなく、変化に適応できない人に不利って話、刺さった
- AIで実現する、人口減少でも経済成長する社会【ゲスト:安野貴博】 - 深津貴之のGUILD TALK | Podcast on Spotify
- 最近は安野さんが出演してるものはわりと追っかけて見ているんだけど、これは深津さんの話も上手さも相まってとても良かった
- 価値を生む人材になる「半歩越境」のすゝめ【ゲスト:田川欣哉】 - 深津貴之のGUILD TALK - Apple Podcast
- 記事
- 正義のエンジニアという幻想 - 媚びないことと無礼の境界線 - じゃあ、おうちで学べる
- エンジニアとしての正しい姿勢が学べた
- 「手を動かした者だけが世界を変える」ソフトウェア開発だけではない開発者人生 - Speaker Deck
- たくさん手を動かすぞ〜〜
- 開発組織のAI活用を推進した3ヶ月間を振り返る
- AI に向き合う姿勢がすごいな〜
- ソフトウェアエンジニアリングの人類史 〜AIエージェント時代の知識創造企業〜
- 知識量がすごかった
- DBのスキルで生き残る技術 - AI時代におけるテーブル設計の勘所 - Speaker Deck
- エモい
- 正義のエンジニアという幻想 - 媚びないことと無礼の境界線 - じゃあ、おうちで学べる