2026年5月のふりかえり
CATEGORY:日記
今月のトピック
TSKaigi 2026 に参加・登壇した
TypeScript というプログラミング言語の技術カンファレンスである TSKaigi 2026 に参加した。
技術カンファレンスとして、ホスピタリティ溢れる本当にクオリティの高いイベントで、セッションの内容もとても良かった。また来年も参加したい。
所属する会社でのスポンサーの活動や当日の感想などの簡単なまとめは会社の方のテックブログで書いた。
TSKaigi 2026参加レポート —— 協賛と登壇と、時々、告知 - SmartHR Tech Blog
ここからは、上記ブログに書くようなことではない自身の内面の話を書く。
登壇に関して、スライドや台本の準備が本当にぎりぎりになってしまった。イベント自体は2日間あって、僕は2日目の午前中の登壇だったのだけれど、1日目のイベント中もスライドを作っていたくらいには間に合っていなかった。
本当はイベントの数日前に完成していたのだけれど、イベント前日に改めて自分の発表内容を見直してみたところ、なぜか「これでは聴いた人が満足するはずがない!」と思ってしまい、ほとんど作り直すことにしてしまって、その結果大変な苦労をすることになった。
そもそも、今回はプロポーザルの作成やスライド・台本作りなど、ほぼ全ての工程で AI を活用していて、それが裏目に出てしまったと感じている。
僕は日報・週報・月報を全て obsidian で管理しており、プロポーザルを作る際に obisidian のファイルを全て読ませて、ついでに会社の slack や notion での僕の発言やドキュメントも全て集めて、ここ1,2年以内の僕のアウトプットから TSKaigi に出せるようなネタを提示してもらって、そこからプロポーザルを3つ作って提出した。
そしてそのうち1つがめでたく10分セッションで採択されたのだけれど、そのテーマでどんな発表をしようかと、より具体的に考え始めたところで全く筆が進まなくなった。
僕自身の性質によるところだけれど、他人に提示されたものに熱を込めるのが難しい、というのがある。そもそも自分のアウトプットの中から提案されたものなので、別に他人から全く興味ないことをやれと言われているわけではないのだけれど、それでも「僕はこれで話したいんだ!」という強い気持ちから始まっているものではないので、発表の構成を作る際に全然アイディアがまとまらなかったし、どうしても自分の意見ではないような感じがしてしまっていた。
そういうのもあって冒頭に書いた最終的に結局作り直す、という事態に至った。
第一稿のスライドや台本はまず AI に生成させたものを手直しする形にしていたが、最終的には手作業した部分しかほぼ残っていない状態になっていた。
という経緯があった中で、TSKaigi 終了後に以下の記事が回っていて、心がぞわぞわした。
TSKaigi 2026 の発表資料の体感半数以上が AI 生成感あるものだった - mizdra's blog
結局自分はほぼ手で作ったし自分の言葉で説明できるように何度も練習したので、スライドや話す言葉に AI の残滓が見えることはなかったはずと思っているが、プロポーザル提出の段階から AI をフル活用していたので、自分の発表はどんな印象を人に与えたのだろうと改めて気になってしまった。
会場の大きさや見に来てくれる層などを意識した発表にするというのは以前から意識していることなので問題があったとは思っていないし、発表直後にエゴサをしていて良い反応が得られたなとは思っていた。
が、やっぱり今回はとても苦労をしたので、本当に自信を持って大丈夫だったとはなかなか思えなかった。
ということで AI を利用したアウトプットに関して、自分の熱量を消さない使い方をする必要がある、というのは今回とても実感した。
情報収集とそのまとめや、効率化の手段としてはどんどん活用していくべきだけれど、大切な判断やアウトプットで AI を前提にすると自分が消えるというか、最終的に自分が納得できる形にならないので、そこの線引きは大切にしていきたいと思った。
だがそういうこだわりもそのうちどうでもよくなってくるのだろうか…もう先のことは全然わからん。
家族で鴨川シーワールドに行った
今月は GW があったので、家族でいろいろなところに遊びに行った。
その中でも一番印象に残っているのは鴨川シーワルドのシャチショーだった。

まずシャチのでかさ。でかいというだけで迫力がすごくてめっちゃ感動した。
さらに、ショーのクオリティの高さ。トレーナーがシャチに乗って水上を駆け抜けたり大きく飛び上がったり、ショーとしてのクオリティが高すぎる。人魚かと思った
そしてところどころで垣間見えるトレーナーとシャチとの絆というか、トレーナーが本当にシャチを大事に思っていて、シャチもとってもなついているように見えた。それが本当に感動的で、自然と涙が溢れてきてしまった。
魚の展示自体は他の水族館との違いはあまり感じられなかったのだけれど(どこの水族館も素敵)、とにかくシャチショーが本当に素晴らしすぎて最高だった。定期的に行ってこの感動を浴びたい。

家族で東京ディズニーシーに行った
ディズニーランドには家族3人で何度か行っているんだけれど、シーの方は子も一緒では行ったことがなかったので行ってみることにした。
僕はとにかくタワー・オブ・テラーが大好きでシリキ・ウトゥンドゥの大ファンなので、まず最初にタワー・オブ・テラーに乗った。
娘は絶叫系にあまり慣れていなかったので心配だったんだけれど、最初はめっちゃビビっていたけど終わった頃にはとても楽しんでくれていたようなので良かった。アトラクション自体というより、並んでいる最中に感じるタワー・オブ・テラーの陰鬱な世界観が怖かったみたい。

その後は特に計画もなく思いのままに歩いていたので、体験できたアトラクションとしては、センター・オブ・ジ・アース、アナとエルサのフローズンジャーニー、ラプンツェルのランタンフェスティバル、トイ・ストーリー・マニアくらいだった。
僕も妻もファンタジースプリングスができてから初めてのシーだったので、その世界観を味わえたのがとても嬉しかった。
ピーターパンもアナ雪もラプンツェルもとても好きな作品だったので満足度が高かった。

家族で遊園地に行くのは、妻とデートで行っていた頃とはまた別の幸福感を得られる。
ただ待ち時間がやっぱり退屈になりがちなのはあって、妻と2人の場合は2人でなんらか解決しようとするのでなんだかんだ楽しめるんだけど、子どもがいると飽きるとぐずりだしてしまうので、飽きさせないような工夫をする必要がある。そこでスマホで何かを見せる、みたいな解決策はできれば取りたくないので、3人でできる遊びだったり会話デッキを増やしたりなど、そういう引き出しを増やしたい。

家族でヒルトン横浜に行った
YouTube でよく見ているオモコロチャンネルで、ヒルトン横浜のビュッフェディナーを食べた話をしていて、それを見てから行きたさが高まっていたので家族で行ってみることにした。
高めのホテルビュッフェではあるけれどドレスコードは特に厳しくなくて、サンダルでなければいいよって感じで書いてあったのだけれど、念のため家族みんなわりとシュッとした格好で行った。が、他のお客さんみんなめっちゃラフでむしろ浮いていたのが面白かった。

味はもちろん全てが最高だった。特にローストビーフはやっぱり素晴らしかった。つい食べ過ぎてお腹を壊してしまったけれど、食べたいものは全部食べられたので大変満足です。
ビュッフェやバイキングで自分の限界を理解して食べられるのが大人の嗜みだなと思った。
初めて猫のトリミングサロンを利用した
猫のトリミングサロン、いつかは利用してみたいとは思っていたけれど自分でできることをわざわざお金をかけて依頼するのもな、と思ってこれまで利用せずにいた。
ただどうしても自分の毛づくろいやカットだけだと綺麗な毛並みを維持するのがなかなか難しくて、今回ついに連れていくぞという決断をした。
終わってみると、やはりコストの面で若干の気になりはあるもののとってもきれいになって帰ってきてくれたので良かった。

そろそろ暑くなってくるのでサマーカットにする説もあったのだけれど、年齢的にサマーカットも負担になり得るというのを聞いて、通常カットにした。
とても親切で対応も良くて、猫にも愛を持って接してくれたのでその点はすごくありがたかった。
なかなかの出費なので頻繁には連れていけないんだけれど年一くらいは継続利用しても良いかもしれないと思った。
家族で高円寺散策をした
メインの目的は、僕の大好きなアクセサリーブランドである Grayscale のポップアップイベント。
去年のポップアップも参加してブレスレットを買ったり、その後また買った指輪のサイズ調整をオンラインでお願いしたりなど、コミュニケーションを重ねていった結果、今回会ったときに「お久しぶりです」と言ってくれてちょっと嬉しかった。認知を得るとはこういうことを言うのか。
一人でやっているブランドなんだけれど、お話しをしていると本当に素敵な方で、こういう素敵な方がこんなにも素晴らしいものを生み出しているんだなあって感じられたのがとても良かった。これぞナラティブ。
今回も気に入った指輪を一つ買わせていただいて、大変満足できました。
お昼に negombo33 高円寺 というカレー屋さんに行ったんだけれど、ここが本当においしくて、あまり親2人が喜ぶお店でおいしく食べられるものがない娘もめっちゃおいしいと言っていて、最高だった。また行きたい。
そして締めのデザートは、僕ら家族で定番の β STAND というクレープ屋さんに行った。
個人的にここのクレープは僕が今まで食べたクレープの中で一番美味しい。ベストオブクレープ。
最後は高円寺を離れて蔵前まで移動して、freee が運営している透明書店という本屋さんに行った。
こういうコンセプチュアルな本屋さんに行ってみたいなと思っていたんだけれど、実際行ってみると普通の本屋では出会えない本に出会えたのでやっぱり良いなと思った。
今後もこういう良い感じの本屋巡りをしたい。
良かったコンテンツ
- 本
- 虐殺器官
- 素晴らしかった。ウィットに富みすぎている会話をしてるなあっていう印象はずっとありはしつつも、現代でも存在する問題に近未来の世界で向き合うような形で、終わり方はモヤモヤするものが残りつつもとても切なくて、安易な解決がされないところが良かった
- あとがきの、伊藤計劃氏自身に纏わる病気との戦いとその生涯を閉じたエピソードが本当に切なくてそこで涙ぐんでしまった
- 残り少ない命を自覚してめっちゃ命を燃やしたのかなと思った
- ダクダデイラ
- カクヨムで投稿されていたホラーが書籍化されて、その際に内容が追加されているらしい。めっちゃ怖かった
- 色々なネット上のプラットフォームに投稿された怪文書を読んでいくような流れなんだけど、それぞれのプラットフォームに投稿する人の特徴を掴んでいて現代の解像度がとても高いなと思った
- 語られる内容は本当に怖くて、とても馴染みのある文体である分、現実への浸食がしやすくてしばらく鏡を見るのが怖くなっちゃった
- 短編集のように見えるんだけど全体がうっすらとつながっていて、読み終わったあともう一度読み直したくなるような作品
- 習慣の力〔新版〕
- いろいろやりたいことがあるんだけど何もかも中途半端になってしまっているので、習慣化して人生を変えたい〜と思って読み始めた
- 名著過ぎてすでにいろんな人がいろんなところでこの書籍のエッセンスを取り入れて公開していたりするので、むしろ目新しい発見はなかったかも
- 華氏451度〔新訳版〕
- 70年以上前の本でこれだけ衝撃を受けられるのか、と思った
- 先見の明がすごい
- 火星の人〔新版〕 上
- 火星の人〔新版〕 下
- 劇場版の方のオデッセイはすでに見ていて、プロジェクト・ヘイル・メアリーの原作も映画も良かったので、別の作品が読みたくなって、オデッセイの原作の火星の人も読んでみた、という流れ
- めちゃくちゃ読みやすくてユーモアたっぷりで面白い
- なのに科学的なところがちゃんとしていて、まあちゃんとしているかどうかは知識が僕はないのでわからないけれど、少なくともちゃんとしているっぽくて良い
- 大きな問題にぶつかったときに試行錯誤、トライ&エラーを積み重ねて、一つ一つ着実にクリアしていくっていうこの態度こそマーク・ワトニーの素晴らしさだよなと思う
- ようこそ実力至上主義の教室へ we3年生編4
- 今回も相変わらずめっちゃ良かった、本当に現代最高のラノベです
- メタスキル:努力の価値が変わる時代の「AI×自分」戦略
- けんすうさんや深津さんが普段 X や podcast で言ってることをそのまま本にしたような内容だった
- 抽象的なことを抽象的なまま話している感じがあって、正直なるほどとは思いつつも自分に具体的にどう活かすかのイメージが全然湧いてこなかった
- ただ最後らへんのけんすうさんの言葉にはいくつか良いなと思える部分があったのは確かで、どうにか今後1年くらいの生活に活かしていきたさがある
- ○○○○○○○○殺人事件
- 初めての読書体験ができてそれはとても良かった
- ○○○○○○○○に入る言葉を考えながら読む、タイトル当ての推理小説という形式
- わくわくして読み始めたんだけど突然すごくくだらない感じになっていって「一体なんだこれは…」ってなってしまった
- 肝心のタイトル当ては、トリックがわかったところですぐにわかったけれど、逆に言えばトリックがわかるまでは全くわからなかったのが無念
- トリックがわかった段階で、あー!って思ってこれまでの違和感を覚えていた部分を読み返したりしたので、ちゃんと伏線が貼られてたんだなって
- 総じて、面白かったとは言える。人には少し薦めづらい
- 初めての読書体験ができてそれはとても良かった
- 虐殺器官
- ゲーム
- PRAGMATA
- ラストでめっちゃ泣いてしまった
- 父と娘、という構図で悲しい展開があると確定で泣いてしまうようになっちゃった
- ゲームとしては、アクションとパズルゲームのバランスが良くて、とても良く出来ていると思った
- ラストでめっちゃ泣いてしまった
- PRAGMATA
- 映画
- オデッセイ
- すでに以前見たことがあったが、原作の火星の人を読み終わったので、改めて見たくなった
- 原作の個人的に大事だと思うシーンがわりかし飛ばされていたのが気になった
- 原作はラストがあっさり終わるけれど、映画はそこで終わりにせずに、その後みたいな話を入れて教訓を伝える形にしていて、そこは良かったなと思った
- マット・デイモンはとにかくかっこいい
- オデッセイ